設立趣意
今日我が国は核家族化、少子高齢化、無縁社会化など数多くの問題に直面しています。特に老々世帯や孤立(独居)世帯等の方々が生活環境を変えようとするとき、人のつながりが希薄となった社会では、自ら必要な情報を探し出し、さまざまな機関で手続きを行うことは簡単ではありません。
私たちはそうした人々の思いを受け止め、お片付け現業と士業等専門家との連携で信頼の受け皿を御用意したいと考えました。いわば｢“信頼の輪”に基づく幅広い選択肢｣を提供する機関です。
私たちが考える「お片付け」とは想い出の品の整理や不要品の分類・回収だけではありません。その背景に絡み、いろいろな事情で溜まってしまったモノコトの課題を整理・分析し解決することまで含みます。
社会が｢お片付け｣に注視し、モノコトを解決する手段を提供できれば、人は住みやすくなり、安心・安全で笑顔の溢れる環境になります。私たちは、それを支える良質なサービスがあたりまえとなる業界文化を育成できるよう働きかけて参ります。
その取り組みの一つがの当協会認定資格制度・家財整理士（商標出願中）です。お片付け業務における良質な有資格者の輩出は『日本のお片付け文化の浸透』を進め業界全体のサービスを向上させるきっかけになることを願っています。
一つの出会いから始まった信頼関係が「一生のお付き合い」に繋がることを目標に、環境や心の課題を解消すべく『様々なモノコトのお片付け』をさせていただくため、ここに一般社団法人日本お片付け協会を設立することを宣言します。
一般社団法人 日本お片付け協会
代表理事 長谷川幸則
